Google Maps Platform Maps Embed APIを利用してみる

Google Maps Platformの新料金体系になったので、少しずつ利用してみる。 今回はMaps Embed APIを利用してみる。(どれだけ利用しても無料なので)

料金については、公式の料金表を参照して頂きたい。 cloud.google.com

Embed APIの課金体系が2種類あるので注意が必要 Embed Advancedのモードを利用した際には課金対象となる。

Embed APIのドキュメン

developers.google.com

  • 無料
    • Place mode
    • View mode
  • 有料
    • Directions mode
    • Street View mode
    • Search mode

各モードの切り替えはiframe内srcパラメータのURLで切り替える

実行内容

今回はPlace mode を試してみる。(Search mode も検証のため試したが内容については後述)

  • サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Google maps sample</title>
</head>
<body>
  <div>
    <iframe
        width="600"
        height="450"
        frameborder="0" style="border:0"
        src="https://www.google.com/maps/embed/v1/place?key=<API Key>
      &q=北海道札幌市北区北6条西4丁目1-1&zoom=15">
    </iframe>
  </div>
</body>
</html>

クエリパラメータのqにマーカーを置く場所を指定する。 zoomは必須ではない。

札幌駅の住所はwikiの情報を参照
札幌駅 - Wikipedia

実行結果

f:id:hinosita:20180716233709p:plain

f:id:hinosita:20180716233847p:plain

指定の場所にマーカーが立ち、Google Mapsが表示されているのは確認できた。
添付のGoogle Maps Platformのコンソール画面が、有料のSearch modeも数回実行した際のものだが、API Key単位でカウントされてしまうので無料のPlace modeSearch modeのカウントが集計されてしまって、どのモードへのアクセスかが切り分けできない。

これはこれで、あまりよろしくない感じがしてる。 また、Place mode でマーカーは立てられるが、ポップアップなどの実装や複数点にマーカーを立てることが出来ないので利用用途は限定される。